令和6年度青年部技術研修
- 2024.7.27
- 青年部活動
研修日 令和6年7月27日(土)~7月28日(日)
研修場所 九電みらいエナジー株式会社 八丁原地熱発電所(大分県玖珠郡九重町)
参加者 青年部会員6名 事務局1名
今年度の技術研修は、自然エネルギーを有効活用している八丁原地熱発電所を視察しました。
地熱発電は化石燃料を一切使わない自然の力を利用したクリーンエネルギーで、安定して発電ができる純国産電力として注目されているエネルギー源のひとつです。八丁原地熱発電所においては約11万キロワットも発電をすることができ、この発電出力は国内最大の認可出力とのことです。
発電所見学ツアーに参加して映像やパネルで発電所の成り立ち、地熱発電の内容や仕組みについて学んだ後、実際の発電施設を見学しました。蒸気と熱水が混じっている流体(二相流体)を発電所へ送る「二相流体輸送管」や輸送管を通ってきた二相流体を蒸気と熱水に分離する「気水分離器」、蒸気の力で電気を作り出す「タービン発電機」など巨大な配管や発電機が作動してるところを順に見て回り、蒸気の吹き上げなどもあって、まるでメカニカルな蒸気機関車を見ているような特別な体験ができました。
2日目は全国八幡神社総本山の宇佐神宮や中津城といった歴史的価値のある建築物を巡りました。また、中津では名物料理であるハモ料理を天ぷらや湯引きで美味しくいただきました。
施設を案内していただいた九電みらいエナジー株式会社様、研修でお世話になりました皆様に感謝申し上げます。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。